転倒予防医学研究会について

高齢者の転倒による寝たきりを防ぎ、健康寿命を延ばすことを目指して、転倒予防運動の普及と指導者育成を行っています。運動を通じて自信と笑顔を取り戻し、一人でも多くの方が安心して暮らせる社会づくりに貢献します。

 

ごあいさつ

私たち「認定特定非営利法人 神奈川県転倒予防医学研究会」は、高齢者の皆様が安心して暮らし、健康寿命を延ばすために転倒予防活動に取り組んでおります。柔道整復師として多くの患者様と向き合ってきた私は、50代後半に「高齢者が寝たきりにならず、健康で充実した人生を全うする方法はないか」と考え始めました。そんな中、日本転倒予防学会との出会いがあり、転倒予防活動が私自身の生き方を大きく変えてくれました。

私たちの社会では、高齢化が急速に進行しており、介護が必要となる主な原因の一つに「転倒・骨折」が挙げられます。高齢者にとって転倒は、肉体的な苦痛だけでなく、精神的負担や経済的な負担も大きく、それは家族や社会全体にとっても重い課題となっています。当会は、この深刻な課題に対し、高齢者の転倒予防を目的とした運動を広く普及させるべく活動を行っています。また、転倒予防運動を通じて、単に「転倒しないこと」を目指すのではなく、高齢者の皆様が自信を持って、心豊かに暮らせる環境づくりを支援していきたいと考えております。

転倒予防運動が、多くの地域で日常的に行われ、高齢者が安心して過ごせる社会の実現を目指し、私たちはこれからも努力を続けてまいります。今後とも、皆様のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

認定特定非営利法人 神奈川県転倒予防医学研究会 代表 朝香好平


設立の趣旨

私は柔道整復師で50代後半より高齢者が寝たきりにならない・苦しまないでピンピンコロリで人生を全うできる方法は無いかと模索を始めておりました。そんな時に日本転倒予防学会と出会いました。「転倒予防の普及活動」では、多くの高齢者が、これからの人生で目標を作り夢と希望を与えることのできるプログラムの一つとして確信でき、その活動が私の生き方を大きく変えてくれました。

東京消防庁の統計によると、65歳以上の高齢者の救急搬送原因の多くは「ころぶ」「落ちる」であり、5年間で30万人以上が医療機関に搬送されています。(※平成29年からの5年間の統計、東京消防庁ホームページより)
2024年10月1日 朝香

NPO法人設立趣旨書

我が国では少子高齢化が進行し、平成23年10月の時点で、高齢化率(総人口に占める65歳以上の人口の割合)が23.3%に達しており、今後(当面の間)総人口が減少するなかで、高齢化率は上昇を続けていく事が予測されています。
高齢者で介護が必要になる原因をみると、全体では、1位 脳卒中(脳血管疾患)、2位 老衰(高齢による衰弱)、3位 転倒・骨折の順になっています。その原因の内訳は、各年代によって多少の違いがあります。「転倒・骨折」が原因で介護が必要になるケースは加齢とともに増えていて、75~84歳では約10%なのに対して、85歳以上では約18%と、約2倍になることがわかっています。
寝たきり、介護のひとつの大きな原因である転倒・骨折は、高齢者自身の肉体的・精神的苦痛と、経済的負担をもたらすばかりでなく、その家族、地域社会、そして国家にとっても重い負担をきたす深刻な課題といえます。
寝たきりの原因となる骨折の大部分は大腿骨頸部骨折であり、その大腿骨頸部骨折の原因の8割以上が「転倒」と報告されています。(山崎薫, 串田一博ほか:骨折から寝たきりになる要因調査.Osteoporosis Jpn 1998;6:265-268.)(五十嵐三都男:老年者の大腿骨頸部骨折 ―2000骨折について―.日老医誌 1995;32:15-19.)
この課題に対して本会では、広く転倒予防運動の必要性と、その認識を高めていく運動と、転倒予防運動の開催及び転倒予防運動指導員の育成を行っていきます。
この運動を実施するにあたり、どんなに完璧に転倒予防対策を行ったとしても、人間ですから転んでしまうこともあります。ただ「転倒しないこと」が転倒予防の最終の目的ではありません。高齢者が転倒しないで「すこやかで心豊かに暮らせる」ことが一番大事な目標なのです。 転倒予防運動を通して高齢者の方々に自信と希望と夢を与える事ができるようにな組織・団体にしたいと考えております。
この活動は、高齢者の精神的・経済的負担を減らし、地域社会や国家の経済的負担を軽減することのできる公益的仕事につながります。よって転倒予防運動を継続的に実施していくために特定非営利活動法人の設立を決意いたしました。
将来的には、多くの地区センターやケアー施設及び各地の公園などで転倒予防運動が行われている風景が見られるように努力する所存です。

設立申請届日:平成25年1月12日
特定非営利活動法人
神奈川県転倒予防医学研究会 理事長 朝香 好平

 

転倒予防教室について

転倒予防教室では「転倒予防の基礎知識・転倒予防運動・健脚度測定」を実施しています。
毎月4~6回開催中です。詳細は「転倒予防教室 開催予定」をご参照ください。

転倒予防の基礎知識:転倒しやすい状況や場所について解説
転倒予防運動:専任トレーナーが約50分間、体力づくりを指導
健脚度測定:BMI・10m歩行・最大一歩・踏台昇降などをグラフ化し今後の指標に

「転倒予防の基礎知識」は、どのような場所で、どのようにして転倒(ころび)しやすいのか?の基礎的な知識をわかりやすく解説しています。
「転倒予防運動」は、ころびづらい体力づくりを専任(当会の指導基準を満たした)のトレーナーが約50分にわたり皆さんと一緒に運動を指導いたします。
「健脚度測定」は、参加者皆さんの日頃の運動成果【BMI・10m全力歩行・左右の最大一歩・つぎ足歩行・踏台昇降(20cm・40cm)】を測定して、6角形のグラフに表し。皆さんのこれからの指標にしてもらいます。

 

青葉GoGoクラブについて

当クラブは「横浜市介護予防・生活支援サービス補助事業」で「1部・転倒予防運動:2部・リクリエーション:3部・談話サロン」で約3時間のプログラムです。

会場:横浜市たまプラーザ地域ケアプラザ 多目的ホール1
開催日時:毎週木曜日(祝日除く)9:30~12:30
GoGoクラブ 開催予定はこちら

てんとうむしの会について

当会は、横浜市たまプラーザ地域ケアプラザの後援を得て毎月1回開催している。目的は、地域の高齢者の居場所作りです。
内容:1部「転倒予防運動」やリクリエーション:2部・談話サロンで約90分のプログラムです。

会場:3丁目カフェ
時間:10:30~12:00
開催予定:毎月第2月曜日開催予定
てんとうむしの会 開催予定はこちら

 

健康フェスタの開催

地域と連携し、健康フェスタを開催しています。

健康フェス実行委員会のからのお知らせ
第3回 健康フェスタ2024(開催チラシ開催報告
第2回 健康フェスタ2023(開催チラシ開催報告
第1回 健康フェスタ2017(開催チラシ開催報告

その他の活動

転倒予防の啓発、地域連携、指導員育成など幅広く取り組んでいます。

役員紹介

理 事 長 朝香 好平 日本転倒予防学会 転倒予防指導士副理事長
向後 利昭 八街こどもクリニック 院長
理  事 松本 康秀 和草堂こころ研究所
所長理事 加藤 芳範 青葉区スポーツ協会副会長
理  事 北嶋 伸吉 健康管理士一般指導員
理  事 北嶋 克悦 小岩井牛乳横浜ミルクセンター長
監  事 北村 庄吾 社会保険労務士

顧問紹介

中西健治 イメージ

中西 健治
衆議院議員

医療に依存しない「健康寿命」を伸ばし、幸せに人生を全うすることは、高齢者の皆さんが等しく望まれていることだと思います。ただ「高齢者の方の転倒が骨折や重大な外傷につながり、ひいては介護や医療の必要性を高めてしまう」ということは、誰も薄々感じてはいても「社会的な課題」とまでは意識されることが少なかったと思います。この転倒の予防にしっかりと焦点を当て、積極的に取り組んでいる朝香先生の活動を、顧問として精一杯応援させていただきます。

小松 礼次郎
たまプラーザみまもりあいプロジェクト 代表

私たちの寿命は延び続けている一方、元気に自立した生活を送れる期間「健康寿命」が、平均寿命より男性は9年、女性は12年も短いと言われています。つまり介護や支援を必要とする期間が9~12年もあるということです。長い人生、「健康寿命」を延ばすには「適切な食生活」や「毎日の適切な運動」は非常に大切です。転倒予防教室で行われている様々な運動はこの「健康寿命」を延ばすためにとても有効な運動だと思います。ともに健康を手に入れ、人生を謳歌しましょう。


 

関連リンク

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