高齢者の救急搬送事故、
「転ぶ」が8割近く―転倒予防の重要性

東京都管内では、日常生活中(交通事故を除く)に起きる高齢者の事故により、毎年12万人超が救急搬送されており、その多くが「ころぶ」「落ちる」など“転倒・転落”の動作を伴ったものです。
なぜわずかな“転倒”が大きな問題になるのか?
- 年齢とともに筋力・バランス・反射動作が低下し、少しの段差や滑りで転倒しやすくなります。
- 転倒して骨折・頭部外傷などを負うと、回復に時間がかかり、活動量が減って次の転倒リスクも高まります。
- じつは自宅での転倒事故が全体の6割以上を占め、高齢者が安心して暮らすためには住まいや周囲環境の整備が欠かせません。
暮らしの中で今すぐできる転倒予防のヒント
- 床に物を置かず、カーペットの端・コード類など引っかかる要因を減らす。
- 手すりや滑り止めマットを使って段差・浴室・玄関・階段の安全性を高める。
- 日常的に脚力・体幹・バランスを意識した軽い体操を取り入れることで“転びにくい体”を維持。
